私が【合作動画】ニコマスメドレー 〜2008 春の祭典〜をマイリスしなかったワケ


 itachiP オンナスキーP カブキンP がぶ呑み かんどるまP こんにゃくP 逆毛P
 しーなP ちずP つくねP ねこP ぷげらっちょP 魔汁P わかむらP(50音順)。
 
 う〜ん、なんていうか予想していた以上に長く感じたというかなんというか。
 底辺組曲(勝手に名前付けちゃいましたけど)はあっさりさっくり見られたのですけど、
 それに比べるとしたのシークバーの位置をずいぶんと気にしながらの視聴になってしまいました。
 
 ぶっちゃけると、ニコマスカタログ、ニコマスダイジェスト、ニコマスハイライト、という印象。
 17分間でひとつの作品というよりは、17分間で32個の作品を次々見せられたという感じでした。
 
 乗り切れなかった理由は何か。
 いくつか考えてみたのですけど。
 
 ひとつめ。
 動画同士のつながりの弱さというか、それぞれの動画の個の強さ。
 それぞれみなさん、名前を出せば、私の大好きな××Pじゃないか! と言われるほどの個性派、実力派ぞろい。
 また、それぞれ完成度が高すぎるために、つないでみたときにどうしてもそれぞれの作品が主張しすぎる。
 そこが逆に、たくさん集めてひとつの作品にという時にはネックになっているようにも感じます。
 見ていて毎回意識が途切れるのですよね。気持ちの切り替えが頻繁に必要になってしまう。
 私はそれほどPV大好き! というわけではないのでそこが少し辛かったです。
 
 ふたつめ。
 音のつなぎの若干の強引さ、不自然さ。
 もちろん、とんでもないつなぎで、そこをそうつなぐのかよ! みたいなところもあったのですけど、
 なんとなく、前の曲をぶっつり切って、次の曲へバリっとつなぎかえるみたいな強引なところもみられましたし、
 とりあえず最後に次の曲の最初をつっこんでみた、みたいに感じられるところも。
 まぁ、私の好きなPさんに、あのメドレーシリーズのsyu-kaPがいて、きのPがいるので余計にそう思うのかも。
 でもこれは動画のメドレーであって音のメドレーではないのですけど。
 これもひとつめの理由との相乗効果で集中がブツブツと切れてしまって辛かったです。
 
 みっつめ。
 私自身の動画視聴率(頭に残り率)の低さ。
 これは完全に私の責任だとは思うのですけれど。
 今回はReProduce企画ということで、
 過去の名作を有名Pのみなさんがリメイクします! という部分がひとつのウリだったのですが、
 ほとんどの曲というか、作品が私の記憶にないのですよね。
 Perfumeの楽曲を使った作品もけっこう見ているはずなのですけど、回転寿司くらいしか記憶にない。
 なので、あの名作をこうリメイクするのか! みたいな快感がちょっと少なかったのですよ。
 
 さいごに。
 これは書くかどうかすごく悩んだのですけど。みっつめの変形で。
 アイマス愛とかそういうんじゃないんですけど、それとは違うのですけど。
 今回の企画というか、見た感じの印象というか、周りの盛り上がりかたというか。
 
 ぶっちゃけ、この動画の主役ってなんだったのかな、みたいなところが気になりました。
 私には曲、演出、そして動画製作者としてのPのみなさんが、
 だんだんアイマスを喰ってきてるように感じられてしまったのですよね。
 アイドルは曲を表現するための演出、ツールにすぎないんじゃないか。言いすぎですけど。
 でも、どことなくそう見えて、感じてしまった。
 そしてそこで醒めてしまった。そういう部分があったように思います。
 
 話は少し変わりますが。
 私が底辺組曲のときに井川KPの作品を一部暗に批判したのはそれがあったからだと思います。
 私はアイマス動画、ニコマス動画がみたいのであって、井川KPの野球動画がみたいわけじゃないし、と。
 井川KPだから野球動画? そんなの知らないからいいからアイドル見せて! みたいな。
 主役はPさんじゃなくって、あくまでアイドルたちなんですよね。
 私はアイマス原理主義者じゃないので、アイマス本編の映像だけがアイマスだとも思ってないのですけど。
 
 なんか、えこPの前回の作品といい、今回のメドレーといい、
 みんなが褒めてるものを批判する私格好いい、のつもり?
 みたいな感じになっちゃってるんですけど(苦笑)。
 そういうつもりでもないんですけどね。
 なんていうか、こればっかりは言葉にするのが難しいので宿題にさせてください。
 他に自分とニコマスの距離とか、単純に自分の嗜好の問題だとか、分析してみるべきことはまだまだあると思うので。
 
 ただ、今回の作品がそれぞれ32品単品であがってきていたら、きっと別の見方ができたと思います。
 特に11の『隣に…(tears of snow mix)』なんかはかなりツボってはいたので。
 17分のメドレー作品としてはいまひとつティンとこなかった、ということで。